スイングが多少ずれてもシャフトがカバーしてくれるので方向性が安定します。すると、不安なく振れるようになるので、必然的にヘッドスピードが上がります。 だから、このシャフトは、ゴルファーのヘッドスピードを上げてくれるシャフトであり、ゴルファーのスイングを良くしてくれるシャフトです。 動きがシャープ過ぎるシャフトは人間が敏感に感じてしまいスイングがずれやすいんですが、このシャフトは挙動がマイルドなので、スイングがずれてもクラブの軌道が安定しています。 フェアウェイをキープ出来るという安心感があるからヘッドスピードを上げられます。ヘッドスピードが上がれば当然飛距離も増えます。 非常に実戦的なシャフトだと思います。
1958年生まれ。大阪府出身。東京神田でゴルフスタジオ「アナライズ」を主宰。自らを“ゴルフ芸人”と称し、雑誌やインターネットなどの各メディアでゴルフに関する話題を日々発信し続けている。またハンディキャップ3の腕前とクラブに対する造詣の深さから、試打インプレッションには定評がある。最近ではアマチュアを救うクラブや練習器具の設計・開発も手掛けている。
好評だった「エボリューション」(以下、エボ)がさらに進化したという「エボリューションⅡ」(以下、エボⅡ)。
いったいどこが進化したのか、素材、剛性/質量分布、ヒューマンテストの3点から徹底比較した。