“エアスピーダー”が持つ飛びの潜在能力

スピーダーシリーズのニューモデル・スピーダーエボリューションの性能をいち早くマーク金井氏に体感してもらった。メーカーのリリースや事前説明などを一切受けずに試打をするのがマーク金井流。余計な情報を入れないからこそシャフトの本当の性能が体に伝わってくると言う。注目の一発目でマーク金井氏が発した言葉は「これ、叩けるわぁ!」のひと言。新しいスピーダーの真の実力に迫る!

これぞ生声!マーク金井氏with辛口ゴルフ業界人 生試打インプレッション

マーク金井 試打インプレッション

叩けるというのが第1印象でした

試打してみて“叩ける”という言葉が真っ先に出てきましたね。一発目のデータから驚かされましたが、このシャフトに関しては“飛ぶシャフト”という言葉よりも“飛んじゃったシャフト”という表現がピッタリかもしれません。今、実は50肩で肩の調子は万全ではないんですが、それでも自己最高を更新するような数値がはじき出された。あくまでも個人的な感覚ですが、万全の状態になれば、確実に最高飛距離を出す自信がありますよ。今回は3つの重量帯のシャフトを試しました。どれが一番良かったというよりは、自分がどの長さに組むかによって、重量帯を選べる点が気に入りましたね。それだけシャフト自体の完成度が高いということの証明だと言えますね。

マーク金井

マーク金井
1958年生まれ。大阪府出身。東京神田でゴルフスタジオ「アナライズ」を主宰。ゴルファーへのクラブフィッティングをはじめ、オリジナルクラブ&練習器具なども開発・販売を行なっている。クラブやシャフトの特性を研究し、自らのスイングに落としこむことで、今もなお飛距離が伸びていると言う。

ゴルフメディア 試打会

メディア関係者のインプレッション

来る8月19日、ゴルフメディアを集めてのSpeeder EVOLUTIONの試打会がトーキョージャンボゴルフセンターにて開催された。
ゴルフギアを熟知した彼らのSpeeder EVOLUTIONに対する印象は各々ではあったが、総評すると「叩いて、飛ばすシャフト」ということになる。
ゴルフギアに精通した彼らのインプレションを参考にしてみては。

叩いて飛ばす!!「飛常識」を超えるシャフト、完成。

SPEEDER EVOLUTION スピーダーエボリューション

「スピード感は伝承しつつ、叩ける性質を加えた」
「前回試打させてもらった白いフォルムのスピーダーは、これまでのスピーダーの走り感というものを良い意味で進化させたモデル。それに対して、今回のエボリューションはスピード感はありながらも、叩けるという要素が加わったモデルです。シャフトの中間部分の剛性というのは、試打をするときにいつも着目する部分ですが、モトーレスピーダーが鞭のようにしなるのに対して、中間の剛性が高い分、ピシャッと弾くイメージ。どのタイプのヘッドに合わせてもスピード感はアップすると思いますが、最近流行の低・浅重心のヘッドで、球が上がりにくいなと感じている人なんかには、最適のシャフトだと思いますね。