「手元側に強度があり、中間から先端に動きを感じます」とワッグルした第一印象を語ってくれたマーク金井氏。実際に試打してみると、ファーストインプレッション通り、シャフトの先中に走り感があり、インパクトゾーンでヘッドスピードがアップ。つかまった球が打ちやすいという。その一方で、「インパクトで球が食い込む!」とコメント。「Speeder EVOLUTION VII」のテーマである“新感覚の走り感”を独特の言葉で表現した。
Speeder EVOLUTIONシリーズは、これまで先中調子の「EVO III」、「EVO V」を使用してきました。今回は、その流れをくむ「EVO VII」の登場ということで楽しみにしていました。打った感想をひとことで言えば「IIIとⅤのいいとこどり」です。「III」は先中調子の特性がありながらもマイルドにしなり、球筋をコントロールしやすいモデル、「V」は弾き感がより強く、飛んでいる感覚を味わえるモデル。一方、最新作の「VII」は切り返しでは「III」のような穏やかに粘るフィーリングがあり、ダウンスイング以降は「V」のような弾き感があります。私はコースレイアウトに合わせて球筋をつくって打ちたいタイプ。ですが、飛距離を稼ぎたい気持ちも当然あります。飛距離と操作性がバランスよく向上した「VII」は、試合で頼れる武器になりますね。
切り返しで手元側に心地よいしなり感があり、タイミングがとりやすいです。その一方、叩きにいっても暴れない強さもあるので安定感も抜群です。特徴的なのは先端剛性。これまでの先中調子のシャフトと比べると硬さはあるのにマイルドなフィーリングのため、走り感を活かしながら球を押すインパクトになります。最近のヘッドは重心距離が長く、慣性モーメントが大きいモデルがほとんど。タイミングよくインパクトすれば飛距離を稼げますが、フェースが開きやすく、ヘッドが遅れやすいという側面もあります。「EVO VII」はそんなデメリットを払拭するシャフト。リズムが狂いにくいし、しっかりしなり戻るから、ジャストタイミングでインパクトでき、ボールがほどよくつかまって飛ばせますね。
Speeder EVOLUTIONシリーズは、「動く!」「走る!」という漠然としたイメージがありました。でも、「EVO VII」はマイルドに動き、タイミングが合わせやすい印象です。普段は50g台のシャフトを使っていますが、「EVO VII」では40g台が私にピッタリ。切り返しまでのマイルド感とは対照的に、ハーフウェイダウンからインパクトにかけて強烈なスピード感を得ることができました。多分、今までで一番ヘッドスピードが出ていたんじゃないでしょうか。これだけの走り感があるのに、不思議とインパクトのタイミングはバッチリ合うんですよね。つかまりもいいし、飛距離も方向性も期待できるシャフト。軽量スペックのポテンシャルも高いので、女性ゴルファーにも絶対試してほしいです!
2018年に登場した「Speeder EVOLUTION V」をベースに緻密なアップデートを行い、開発したのが最新モデル「Speeder EVOLUTION VII」。超高弾性の「70tカーボンクロス」を採用し、スピーダーらしい弾き感、飛距離性能を追求。また、層間のズレが小さいカーボンクロス(平織物)の特性も活かし、インパクト時のブレを抑制。エネルギーロスを減らして方向安定性を向上させている。この他、「Air Speeder」や「Speeder TR」にも採用されている「マルチフーププライ積層」を取り入れたこともポイント。潰れを抑制するフープ層をシャフトの内層と外層、それぞれに積層する2枚構成とすることで、潰れと曲げの強度がアップした。さらに、金属との複合化を可能にした独自のテクノロジー「MCT®」により、安定感の高いしなり戻りに。慣性モーメントが大きい最新ヘッドのポテンシャルを引き出すシャフトに仕上げている。
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