
リシャフト専用ブランド「JEWEL LINE」の第1弾として誕生した「PLATINUM SPEEDER」が進化! FUJIKURA最強の弾き系というコンセプトを継承した軽硬モデルは、最新の素材、テクノロジーを駆使し、その加速感、インパクトの強さに磨きをかけました。このモデルを大江香織プロ、田島創志プロが試打。また、鹿又芳典氏とFUJIKURAスタッフの対談から、ニューモデルの開発背景や軽硬「PLATINUM SPEEDER」が合うゴルファータイプを探っていきます。
アフターマーケット専用ブランドとして、2015年に誕生した「JEWEL LINE」。その第1弾として開発したのが先調子の「PLATINUM SPEEDER」です。世界で初めてフルレングスに90tカーボンを使用した“軽硬”モデルは、当時のSpeeder EVOLUTIONを超える弾き感が大きな特長でした。このPLATINUM SPEEDERがさらに進化。FUJIKURA最強の弾き系シャフトのコンセプトを継承し、最新の素材、テクノロジーを駆使して最大級の加速感とインパクトの強さを実現しました。前モデルと同様に、この世で最も硬い90tカーボンを採用しながら、最先端カーボン繊維“トレカ®”M40 Xをフルレングスで積層。繊維強度と弾性率を同時に追求し、弾性率を保持したまま強度を約30%高めることに成功。さらなる弾き感、フィーリングを生み出しました。また、40g~60g台シャフトには、超低樹脂カーボンシート「RC15%プリプレグ」を積層してカーボンの繊維比率を高め、強靭なしなり戻りを実現しています。
品番 | フレックス | 製品長 | 製品重量 | トルク | Tip径 | Butt径 | 調子 |
PLATINUM SPD3 |
R | 47 | 39.0 | 6.6 | 8.50 | 15.00 | 先 |
SR | 40.5 | 15.05 | |||||
S | 42.0 | 15.10 | |||||
X | 44.5 | 15.15 | |||||
PLATINUM SPD4 |
SR | 47.5 | 4.7 | 15.15 | |||
S | 49.0 | 15.20 | |||||
X | 52.0 | 15.30 | |||||
PLATINUM SPD5 |
S | 58.5 | 3.3 | 15.35 | |||
X | 61.5 | 15.40 | |||||
PLATINUM SPD6 |
S | 67.0 | 2.9 | 15.35 | |||
X | 70.0 | 15.40 |
もう一点、注目したのはスピン量です。元々、私はスピン量が多いタイプなので、「シャフトを長くすると、さらにスピン量が増えるかな」と思っていたんです。しかし、実際はスピンが増えるどころか減っていたことにビックリ。シャフトが長くなる分、スイングアークが大きくなって入射角が緩やかになったんですね。つまり、長尺の「PLATINUM SPEEDER」の方が分厚いインパクトができ、ミスをしにくいといえます。