PLATINUM SPEEDER“弾きのFUJIKURA”の自信作 最強の弾き系・軽硬モデル
最高峰の加速感とインパクト剛性

リシャフト専用ブランド「JEWEL LINE」の第1弾として誕生した「PLATINUM SPEEDER」が進化! FUJIKURA最強の弾き系というコンセプトを継承した軽硬モデルは、最新の素材、テクノロジーを駆使し、その加速感、インパクトの強さに磨きをかけました。このモデルを大江香織プロ、田島創志プロが試打。また、鹿又芳典氏とFUJIKURAスタッフの対談から、ニューモデルの開発背景や軽硬「PLATINUM SPEEDER」が合うゴルファータイプを探っていきます。

もたつく挙動は一切なし!飛距離を求める人はぜひ試して
普段は45.25インチの50g台Sフレックスを使用していますが、ニュー「PLATINUM SPEEDER」は、46インチの50g台Xフレックスを試打しました。シャフトが長くなると振り遅れイメージがあったのですが、試してみると、スピーディなしなり戻りで弾き感があり、もたつく挙動は一切ありませんでした。球のつかまりもよく、イメージ通りのタイミングで振れます。叩きにいった時もシャフトがしっかりついてきてくれるのは驚きですね。
もう一点、注目したのはスピン量です。元々、私はスピン量が多いタイプなので、「シャフトを長くすると、さらにスピン量が増えるかな」と思っていたんです。しかし、実際はスピンが増えるどころか減っていたことにビックリ。シャフトが長くなる分、スイングアークが大きくなって入射角が緩やかになったんですね。つまり、長尺の「PLATINUM SPEEDER」の方が分厚いインパクトができ、ミスをしにくいといえます。
田島創志
田島創志 たじま そうし
1976年生まれ、群馬県出身。日大ゴルフ部を経て2000年にプロ転向。2003年の久光製薬KBCオーガスタでツアー初勝利をあげる。現在は、JGTO競技担当理事兼コースセッティングアドバイザーとしても活動。サザンゴルフガーデンでレッスンも行う。
フィーリングの良さはそのまま!芯に当てやすくなった
初代の「PLATINUM SPEEDER」は、登場直後から使用しています。40g台のSフレックスを46インチにして使わせてもらっていますが、もたつくことなく、自分のイメージ通りの球筋がラクに打てます。新しいモデルは、爽快な弾き感はそのまま。違和感は一切なく、相変わらずタイミングがとりやすいですね。新旧モデルを比較して、私が進化を感じた点は、芯に当てやすくなったこと。今までは、タイミングがズレるとフェースの下目、ヒール寄りでインパクトすることがあったのですが、ニューモデルでは打点のズレがありません。データを見ると、スピン量が400~500rpm抑制され、トータル飛距離が10yくらい伸びていました。 今回は比較として、総重量がほとんど同じ45インチの他モデルを打ちましたが、46インチの「PLATINUM SPEEDER」の方がしなり感、弾き感があります。45インチだと、どうしても、振り感が重くなる気がします。私はやっぱり軽硬の「PLATINUM SPEEDER」が好きですね。また、前回は40g台が一番軽かったのですが、今回は新しく30g台もラインアップされているので、女性ゴルファーにもオススメしたいです。
大江香織
大江香織 おおえ かおり
1990年生まれ、山形県出身。2009年にプロテスト合格。2011年に初シードを獲得し、翌年のフジサンケイレディスで初勝利。2016年のTポイントレディスで2勝目、2018年のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで3勝目を達成。アルプスアルパイン所属
開発者×鹿又 対談 最先端素材の採用で安定感UP 30g台も新たにラインアップ
鹿又
2015年に発表した初代「PLATINUM SPEEDER」の評判はいかがでしたか?
古川
「Speeder EVOLUTION」シリーズは幅広い人に合うよう設計していますが、どうしても合わない人やもっと飛ばしたいという人に向けて開発したのが「PLATINUM SPEEDER」です。5年経った今でも、「飛ぶ」「振りやすい」と評価をいただいています。
鹿又
その「PLATINUM SPEEDER」が新たに進化しました。どんな点を改良したのでしょうか?
古川
軽硬の長尺シャフトというコンセプトはそのままに、最先端素材を新たに採用しています。具体的には、繊維強度と弾性率の両方を追求できる「“トレカ®”M40X」を積層し、従来の炭素繊維と弾性率を保持したまま、強度を約30%高めることに成功しました。これにより、弾き感、フィーリングがアップしています。また、超低樹脂カーボンシート「RC15%プリプレグ」で動きのムダを排除。より強靭なしなり戻りを実現しています。
鹿又
90tカーボンは、前モデル同様、ニューモデルでも積層し、加速感、インパクトの強さを追求していますね。ところで、試打した大江プロも田島プロも、「長尺なのに振りやすい」と声を揃えていました。その理由はどこにありますか?
古川
最先端素材を採用して、余分なねじれを抑えた点です。ヘッドのブレを抑制し、打点を安定させています。
鹿又
今回は、新たに30g台をラインアップに加えていますね。
古川
前モデルでは、最軽量の重量帯であった40g台の人気が高かったんです。そこで、「30g台の需要もあるはず」と新たに開発しました。60g台から30g台まで揃えているので、これまで以上に幅広い人が弾き感と圧倒的な飛びを体感できるはずです。
フィッター×鹿又 対談 FUJIKURAシャフトならあらゆる角度から飛びを追求できる
鹿又
鈴木さんはフィッター歴4年半だそうですが、これまでゴルファーからはどんな悩みを聞きましたか?
鈴木
やはり、「飛ばしたい」が一番。方向性や自分に合うシャフトを探しているという人も多かったですね。
鹿又
「PLATINUM SPEEDER」は「長尺で飛ばす」というコンセプトのシャフト。一方、フジクラは「短尺で飛ばす」をコンセプトにした「Speeder SLK」も開発しています。ゴルファーはどちらを選べばいいのでしょうか?
鈴木
「Speeder SLK」はミート率を上げて飛ばすシャフト、「PLATINUM SPEEDER」はスピードを上げて飛ばすシャフトです。“100人いれば100通りのスイングがある”というのが弊社の考え方なので、それぞれのゴルファーに合った飛ばしのアプローチがあると思っています。ですから、両極端のモデルを用意しているというわけです。
鹿又
一方で、「DAYTONA SPEEDER」や「DIAMOND SPEEDER」など、「PLATINUM SPEEDER」とキャラクターが似ているモデルもありますよね。それぞれの特徴を教えてください。
鈴木
「DAYTONA SPEEDER」は高品質素材を使用し、しなりと弾きのバランスにこだわった通常レングスの優等生シャフト。振りやすさ、方向性、飛距離性能など、全ての要素を高い次元で融合しています。「DIAMOND SPEEDER」はトルクを絞り、方向性を重視しながら、力強くインパクトできるモデルに仕上げています。そして、「PLATINUM SPEEDER」は長尺仕様の軽硬シャフト。従来の長尺のデメリットを払拭し、長尺のメリットを堪能できるモデルです。
鹿又
なるほど。これだけ様々な角度から飛びを追求しているモデルが揃っているなら、ゴルファーは自分に合う1本を見つけられますね。
鹿又芳典
鹿又芳典
クラブフィッター兼クラフトマンとして千葉県内でゴルフ工房「マジック」を経営。プロからアマチュアまで、幅広いゴルファーにフィッティングを行っている。また、クラブテスターとしても多くのゴルフメディアで活躍している。
最先端素材を積層して強靭なしなり戻りとさらなる弾き感、フィーリングを実現

アフターマーケット専用ブランドとして、2015年に誕生した「JEWEL LINE」。その第1弾として開発したのが先調子の「PLATINUM SPEEDER」です。世界で初めてフルレングスに90tカーボンを使用した“軽硬”モデルは、当時のSpeeder EVOLUTIONを超える弾き感が大きな特長でした。このPLATINUM SPEEDERがさらに進化。FUJIKURA最強の弾き系シャフトのコンセプトを継承し、最新の素材、テクノロジーを駆使して最大級の加速感とインパクトの強さを実現しました。前モデルと同様に、この世で最も硬い90tカーボンを採用しながら、最先端カーボン繊維“トレカ®”M40 Xをフルレングスで積層。繊維強度と弾性率を同時に追求し、弾性率を保持したまま強度を約30%高めることに成功。さらなる弾き感、フィーリングを生み出しました。また、40g~60g台シャフトには、超低樹脂カーボンシート「RC15%プリプレグ」を積層してカーボンの繊維比率を高め、強靭なしなり戻りを実現しています。

品番 フレックス 製品長 製品重量 トルク Tip径 Butt径 調子
PLATINUM
SPD3
R 47 39.0 6.6 8.50 15.00
SR 40.5 15.05
S 42.0 15.10
X 44.5 15.15
PLATINUM
SPD4
SR 47.5 4.7 15.15
S 49.0 15.20
X 52.0 15.30
PLATINUM
SPD5
S 58.5 3.3 15.35
X 61.5 15.40
PLATINUM
SPD6
S 67.0 2.9 15.35
X 70.0 15.40